6日は浄土ヶ浜ビジターセンターのイベントで、スターウォッチングをしました。秋の空は澄み渡っており、星空を見るのには絶好の観察日和でした!
この日はちょうど新月!望遠鏡で木星の衛星が見られるということで、参加者もスタッフもドキドキワクワクしながら観察を開始しました!今回の講師は中村致考さん!天体や星座、神話についてとても詳しい方です!
星の名前や位置を確認した後、ケフェウスやカシオペア、アンドロメダ、ペルセウスを中心にギリシャ神話についても聞くことが出来ました!参加者からは「星の魅力を再発見できました!」という声や「スバルを望遠鏡ではじめて見て、星の美しさを再発見できた!」との声が聞かれました。
また、観察の途中では流れ星や衛星などを見つける事が出来ました。見つけるたびに、参加者から「あっ流れ星!」や「衛星が見えたよ!」という声が響き、賑やかなイベントになりました。
普段は人工の光に囲まれている私たちの生活。明るい人工光の中にいると、星空を見上げる事も少なくなっていませんか?今回のイベントでは、街灯などがあまりないところでの観察だったため、星空がいつもより明るく美しく見えました。たまには地面に寝転んで、星を見るのもいいなあと思いました。
昔の人々はこういった優しい星の光や月の明かりを頼りに歩いたのかと考えると、なんだか現代の方が自然の良さを忘れがちだなと思ってしまいます。
「いつも月夜に米の飯」ということわざがあります。
意味は「明るい月の夜と、米の飯が食べられる暮らしが毎日続けば、この世は極楽であるということ。また、いつまで続いても飽きないこと。」だそうです。
昔の人にとって、夜を明るく照らす星や月はとっても優しいものだったのでしょうね!現代の私たちも夜空を見上げると優しい気持ちになれますよね。
そんな自然を思う気持ちを大事にしていきたいなあと思いました!