3月4日より、2階展示フロアにて、東北地方の外来生物についてのパネル展示をしています。
昨年は国際生物多様性年として、ニュースでも多く取り上げられました「生物の多様性」ですが、今回の展示は「生物多様性の保全」について考えて頂きたいというものです。
★「外来生物」ってなに?
もともといなかった国や地域に、人間の活動によって入ってきた生物のこと。海外だけでなく、日本国内の他の地域から入ってきた生物も含みます。
★外来生物が入ってくるとどうして問題なの?
それぞれ地域の生態系は、長い歴史をへて自然のバランスが成立しています。そこへ、外来生物が侵入してくると、そのバランスが崩れ人間や農林水産業まで広範囲にわたり悪影響を及ぼす場合があります。
「生物多様性」も「外来生物」も難しい言葉ですが、実は私たちにも簡単に取り組めることです。
例えば、「物を大切にして最後まで使う」とか、「飼っているカメを池に放したりしない」とか、「外来生物の花の種をその辺に蒔かない」とか・・・。
一つ一つの行動が、めぐりめぐって自分にもどってくるということを時々でいいので、思い出してほしいと思います。
■外来生物パネル展示
期間:平成23年3月4日から平成23年3月27日まで
場所:浄土ヶ浜ビジターセンター 2階 展示フロア
主催:環境省東北地方環境事務所