3月11日に発生した東日本大震災の被害にあわれた皆様に深くお見舞い申し上げます。
浄土ヶ浜周辺では、津波で大きなダメージを受けました。
アスファルトの道路や自然歩道の橋も津波で崩れてしまっています。また、防波堤も強い波の力に太刀打ちできず、押し流されてしまっていました。改めて、自然の力の大きさを感じました。
こちらの方言で「津波てんでんこ」という言葉があります。「てんでんこ」とは、てんでばらばらの意味で、 津波の時には親や兄弟にも構わずにとにかく逃げること。そうすることで、一家全滅を逃れることができるという意味合いを持つそうです。今回、この言葉について、もう一度考えさせられました。
今回の津波で、多くの尊い人命、家や観光施設、貴重な風景などたくさんのものを失いました。しかし、全国のあたたかな心や人の優しさに出会うことが多くありました。
復興にはとても長い時間がかかりますが、自然の植物のようにたくましく、しなやかに、少しずつでも前へ進んでいきたいと思います。
また皆様に、浄土ヶ浜周辺の美しい自然や風景をご紹介していきたいと思っております。