淡い紫色の“小豆砂”がゆるやかな弧を描いて続く十府ヶ浦。風光明媚なその景観は、古くから十府の浦、十府の菅薦(すがごも)として歌枕に登場し、名勝の地となっていました。野田村の花であるハマナスは、バラ科の植物です。十府ヶ浦には、毎年初夏になると鮮やかな紅色の花が咲き、秋には丸い実を結ぶ群生地もあります。 久慈市街の北側にあり、海食棚と岩礁が連なった海岸線と松林に囲まれた景勝地です。海岸には約5キロの遊自然歩道やキャンプ場、岩場を利用した天然の海水プールなどがあり家族連れの散策に最適です。 写真は横沼展望台からの眺めです。