1月になり、いっそう寒くなりましたね。皆さん、風邪などひかれていませんか?
さて、今回は、昨年の12月16日に、網張VCで行われた『雪上探検・アニマルトラッキング』に参加した時の様子を報告します。こちらでは、雪の積もった網張の森をスノ―シューで探検し、木の芽や動物たちの足跡などを観察してきました。
網張VCは、十和田八幡平国立公園の岩手山麓に位置し、岩手山や周辺の豊かな自然・歴史等について紹介しています。
イベントでは、外に出る前に、室内でスタッフ紹介と周辺で見られる動植物、イベントで使うスノ―シューのお話を聞きました。
外に出る準備をして、スノーシューを履きます。憧れのスノ―シュー、感激です!!
森を歩きながら、VCスタッフさんから、木や動物の楽しいお話を聞きます。
私達が歩いている雪の下には、笹や様々な植物が生えています。雪が無い時期は歩くことが出来ない、貴重な場所にお邪魔しています。
天気はというと…雪と風でいかにも『雪国』!!天候に合わせ、スタッフさんとパークボランティアさんでコース取りをしてゆきます。
時を忘れ、雪歩きに夢中になっていると、いつの間にかお昼の時間に!風を避けるため谷へ下ります。谷への下り坂は少し怖い…だけど楽しい♪
野外レストラン到着♪ 雪のソファーを作ってもらいました!
普段の生活では、雪降る冬の林でご飯を食べることはありませんが、やってみると楽しいものです。冷えた海苔巻がとても美味しい!温かいカップスープはも~絶品!!
他の参加者の皆さんと会話を楽しみ、あとはVCへ帰ります。
帰り道の途中、こちらはブナの大木です。ほとんど朽ちているなか、1枝だけが生きています。それでもこうして、寒さに耐え、春には葉を広げるのでしょう。「生きている」そのパワーを感じます。
こちらもブナ。ツルツルとした白い木肌で、雰囲気が違いますね。実は、この木の下に温泉を引くパイプが通っているため、温泉成分によってこのようになるそうです。
これは熊棚。熊は、自分の手の届く範囲の枝を手繰り寄せ実を食べます。 折れた枝は自分のお尻の下に敷くため、このようになります。実を食べるのは、秋の葉っぱが落ちる前。熊棚の枝には葉がついているのが特徴です。
最後まで楽しく貴重な時間を過ごす事ができました。
翌朝、前日までの天気がウソのように、とても良い天気!お世話になった網張VCの皆さんにお別れの挨拶に行くと、「今日こそスノ―シュー日和だよ!いっといで~」と、何とスノ―シューを貸して頂ける事に❤
網張VCスタッフの方に案内してもらい、VC周辺を探検しました。出発して何歩も歩かないうちに動物の足跡発見です!!
ウサギ。新雪に残った足跡は、肉球や爪まで分かるほどくっきり。
こちらは鳥の足跡。キジかヤマドリでしょうか?ず~っと向こうから歩いてきた様子です。飛んだ方が楽そうなくぼみにも、1歩1歩、足跡がついていました。
雪の上に…
林の澄んだ空気の中、小鳥のさえずりが聞こえます。こころが洗われます。
林の中で記念撮影、ハイ、チーズ
網張VCスタッフの皆さん、貴重な時間を過ごさせていただき、本当に本当にありがとうございました。