浄土ヶ浜周辺は先日の雪で、一面を白い絵の具で塗ったような風景でした。
今日は水分を多く含んだ、「べた雪」!
さて、雪の状態について調べてみると、細かく表した、
「淡雪」、「薄雪」、「粉雪」、「細雪」、「どか雪」、「べた雪」、ぼたん雪」、「綿雪」などの表現があり、
日本雪氷学会では雪質により、積雪を
○たま雪(玉雪)・・・球形をした雪。雪のシーズンの初めや終わりの時期や雪雲のでき始めている先端部分などで見られる雪。
○こな雪(粉雪)・・・さらさらとした粉末状で乾燥した雪。寒冷な地域に多い。
○はい雪(灰雪)・・・灰のようにひらひらと舞いながら降りてくる雪でやや厚みがあり、日光に当たると陰影ができて灰色の影ができる。 一般的な降雪としてはこれが最も多い。
○わた雪(綿雪)・・・手でちぎった綿の様に大きな雪片からなる雪。水分を含み、重みのある雪。降雪地帯の中でも温暖・多湿な地域に多い。
○もち雪(餅雪)・・・融解が始まっており、水分を多く含む雪。雪の塊は餅のように柔らかく自由に形状を変えられるので、雪玉や雪だるまなどがつくりやすい。
○べた雪・・・もち雪よりも水分が多く、べちゃっとした雪。団子状に固まっていることもある。ぼた雪、ぼたん雪とも呼ぶ。
○みず雪(水雪)・・・べた雪よりもさらに融解が進み、水気の多い雪。みぞれと同じ。
の9つに分類しているそうです。
また、分類や名称は、地域によって、独特なものがあるそうです。こうしてみると雪はとっても奥深いです!
そして雪といえばもう一つ、
普段出会えない動物たちの生活を感じることができます!
こちらはキツネと思われる足あと・・・
新雪の足あとはフィールドサイン!動物たちを知る手掛かりになります。
雪についた足あとから、どんな動物が通ったのか想像してみると楽しいですよ♪
凍結や滑りやすい場所が多いので、浄土ヶ浜周辺にいらっしゃる時には足元にご注意ください。
冬の浄土ヶ浜周辺も見どころがたくさんありますよ!