半造は、巨釜の南隣にあり、近くで大理石を観察することができます。地下には空洞があり、地面に空いたの風穴「東風穴(こちあな)」からは、波が空洞に打ち寄せると、唸りと共に潮風が吹き出します。この辺一帯は海の資源が豊富で、アワビ等の貝類を採って生活し、繁昌したことから、「繁昌」がなまり「半造」といわれています。または、釜が半分だけ完成したような形なので、このように呼ばれていたともいわれています。
久慈市街の北側にあり、海食棚と岩礁が連なった海岸線と松林に囲まれた景勝地です。海岸には約5キロの遊自然歩道やキャンプ場、岩場を利用した天然の海水プールなどがあり家族連れの散策に最適です。 写真は横沼展望台からの眺めです。 |