この写真は、浄土ヶ浜レストハウス向かい側にある歌碑です。宮沢賢治が浄土ヶ浜を訪れた際に詠んだ短歌を、平成8年に宮沢賢治生誕100年を記念して建立されたものす。
“うるはしの 海のビロード 昆布らは 寂光のはまに 敷かれひかりぬ 宮沢賢治”
歌碑の右隣りには、歌碑を建てる経緯が記されています。
“1916年(大正6年)7月 宮沢賢治(21歳)は花巻町有志による「東海岸視察団」に加わり、三陸方面を視察しています。26日は釜石、大槌、山田を経て宮古に宿泊。この短歌は、その時詠まれたものです。”
その日の夜、テレビを見ていると《外国人が尊敬する日本人ランキング》という番組が始まり、そのランキングで宮沢賢治は25位でした。世界でも名前が知られているなんて、すごいな~と改めて思いました。