十府ヶ浦
とふがうら
淡い紫色の“小豆砂”がゆるやかな弧を描いて続く十府ヶ浦。風光明媚なその景観は、古くから十府の浦、十府の菅薦(すがごも)として歌枕に登場し、名勝の地となっていました。野田村の花であるハマナスは、バラ科の植物です。十府ヶ浦には、毎年初夏になると鮮やかな紅色の花が咲き、秋には丸い実を結ぶ群生地もあります。
大唐の倉
だいとうのくら
野田港に突き出した古第三紀(6500万年前から約2500万年前まで時代)凝灰岩の断崖で高さ50m。平家や宋の高僧が漂着したとも伝えられています。ここからの海岸美景観も見事です。