浄土ヶ浜
じょうどがはま
300余年前に霊鏡和尚が「さながら極楽浄土の如し」と感嘆し「浄土ヶ浜」と名づけられたといわれています。浄土ヶ浜は白い流紋岩(石英粗面岩)から成り、岩上の松の緑が紺青の水面に映える様は水彩画を見るようです。海水の美しさも一際で、『日本の快水浴場百選』に選ばれただけではなく、全国12ヵ所しかない“特選”の評価を与えられました。
潮吹穴
しおふきあな
白亜紀の岩層が海中に落ち込み、隙間ができたもので、下部が海食洞であるために波が押し寄せるとすさまじい勢いで海水が吹き上げます。その高さは30mにも及ぶこともありますが、海が穏やかな時にはまったく吹きません。国の天然記念物に指定されています。
三王岩
さんのういわ
今から約1億4000万年~7000万年前の時代、恐竜がまだ生きていた頃の白亜紀に誕生したといわれる奇岩です。並んだ3つの巨岩それぞれには名前があり、中心が高さ50mの男岩。左側が女岩、右側の丸い岩が太鼓岩といわれています。
魹ヶ崎
とどがさき
東経142度4分21秒の本州最東端の岬にあり、本州で最初に朝日を見られる場所です。映画「喜びも悲しみも幾歳月」のモデルとなりました。重茂半島の自然歩道を姉吉キャンプ場(休止中)から北東へ徒歩1時間ほどで到着します。