巨釜/折石
おおがま・おれいし
海食による大理石の奇岩が連続し、特に板状節理の巨岩・八幡岩や石柱・折石の景観が見事です。
巨釜は、浜から沖合を見ると、あたかも大きな釜の中でお湯が煮えたぎっているように見え、沖にある八幡岩が蓋のように見えることからこの名が付いたといわれています。
折石は、高さ16m、幅3mの石柱で、明治29(1896)年の三陸大津波の時、先端が2m程折れたことからこの名が付きました。折れる前は、「天柱岩」と呼ばれていたといわれています。
巨釜は、浜から沖合を見ると、あたかも大きな釜の中でお湯が煮えたぎっているように見え、沖にある八幡岩が蓋のように見えることからこの名が付いたといわれています。
折石は、高さ16m、幅3mの石柱で、明治29(1896)年の三陸大津波の時、先端が2m程折れたことからこの名が付きました。折れる前は、「天柱岩」と呼ばれていたといわれています。
半造
はんぞう
半造は、巨釜の南隣にあり、近くで大理石を観察することができます。地下には空洞があり、地面に空いたの風穴「東風穴(こちあな)」からは、波が空洞に打ち寄せると、唸りと共に潮風が吹き出します。この辺一帯は海の資源が豊富で、アワビ等の貝類を採って生活し、繁昌したことから、「繁昌」がなまり「半造」といわれています。または、釜が半分だけ完成したような形なので、このように呼ばれていたともいわれています。
十八鳴浜
くぐなりはま
気仙沼大島の東側に位置する小規模な砂浜で、色は黄褐色をしています。90%以上の石英粒からなっていて、踏むと「キュッキュッ」あるいは「クックッ」と音を発する「鳴砂」として知られています。鳴砂は汚染に大変弱く、土などが混入すると鳴らなくなってしまいます。十八鳴浜の砂は、市の天然記念物に指定されています。浜へ出るには、山道を15分ほど歩くことになります。
唐桑半島ビジターセンター
からくわはんとうびじたーせんたー
唐桑半島ビジターセンター内では、唐桑半島の四季を彩る植物などの自然や地形の成り立ちについてわかりやすく紹介しています。また、三陸海岸が過去に経験した大津波の被害の模様や体験記録を、当時の貴重な絵や写真をまじえて解説しています。
併設されている日本で初めての津波体験館では、スクリーンに映し出される映像と共に、音響や振動を駆使して、大自然の脅威を体感できます。
併設されている日本で初めての津波体験館では、スクリーンに映し出される映像と共に、音響や振動を駆使して、大自然の脅威を体感できます。