秋晴れのとってもいい天気です。今日は観察会日和です(^^♪
今年度、浄土ヶ浜ビジターセンターでは春夏秋冬に自然観察会を開催しています。
前回の「夏」天候不良で中止でした。今回は願いが通じたのか晴天!!
さぁ浄土ヶ浜しぜんかんさつかい「秋」スタートです!
みんなで季節の移り変わりを感じてみましょう♪
目的地の臼木山に行く前にみんなで顔合わせ(^O^)
本日のスケジュールや注意事項を確認です。
臼木山へ向けて出発です!
ポカポカお日様を浴びながら歩きます。
アカマツ林でマツボックリとニホンリス、動物散布(被食型、貯食型)のタネについて解説しました。
参加者のみなさんから、身近に見られる花やニホンリスや実を食べる鳥などについて質問があり、興味を持ってもらえたようでスタッフは嬉しくなりました。(*^_^*)
さて、お次はニシキギです。
今年度の自然観察会では1年を通してニシキギの観察をしています。
秋のニシキギはどうでしょう?
むしめがねやルーペを使って枝や冬芽など観察しました。むしめがねで見ると植物の樹皮や葉の様子が見えました。
臼木山の頂上では、動物散布(付着型)のタネとバイオミメティクス(生物模倣)についての解説です。
草むらを白いフェルトを持ったスタッフが歩いてみると…フェルトいっぱいにタネ(ミズヒキやコチヂザサなど)が付着していました。実は、フェルト以外にもスタッフの衣服にもたくさん付いてました(笑)
たくさん付着していたので参加者のみなさんもビックリしていました。
むしめがねで観察してみると、かぎ状になっていて衣服や動物の毛にくっつく仕組がわかりました。かぎ状の部分が引っ掛かってくっつくんですね。
「くっつき虫」などと呼ばれる付着型の植物のオナモミをヒントにして出来たのがマジックテープなんだそうです。実は、日常使っているものには、生物を模倣したものがたくさんあるんですね。
風散布のタネについて、ウバユリの群落で解説しました。
茎を揺らしてタネを飛ばしてみせると地面に落ちたタネを手にとってじっくり観察していました。
花を見た事はあったが、実やタネの時期は初めて見たという感想がありました。普段何気なく見ているのに気付かない事ってありますよね。
ビジターセンターに戻って、浄土ヶ浜周辺で見られるタネについて解説しました。
見た事のあるタネはあったかな?
解説の後は、「空飛ぶタネを作ろう!」ということで、工作です。
タンポポなどのように綿毛がついてふわふわ飛ぶタネと、カエデやツクバネのようにクルクル回って落ちるタネの2種類作りました。
カッターナイフを使ったり少し難しかったけどみなさん上手に作っていました。
みんな上手く飛んだかな・・・?
みなさん上手く飛びました!(^O^)
みなさん楽しんでタネ飛ばしに夢中でした♪
以上が「秋」観察会での様子でした(*^_^*)
参加者のみなさんから、たくさん質問していただいたり、興味を持っていただけたり、みなさんと一緒に観察会が出来て感謝しています。参加者のみなさんありがとうございます。
今後もみなさんに楽しんで頂けるようにスタッフ一同頑張ります。