1月10日(土)は「サケの生態を学ぼう!」イベントを行いました。
浄土ヶ浜ビジターセンターで開会をした後はバスに乗り、ふ化場に向け出発です。
ふ化場では萬場長からサケの卵から稚魚になるのまでの過程を詳しく教えていただきました。
ふ化場では卵の管理を行っており、温度管理や水量などのお話も教えていただきました。
水槽で管理されている稚魚たちにはコードがついていること、そのコードは水温によってサケの耳の部分の耳石に刻まれることや、このコードはどこで放流したかわかるようになっていることなど、目からウロコが落ちるような内容もありました!
ふ化場から浄土ヶ浜ビジターセンターへ戻り、今度は生態学習です。サケの一生を通じて、どのように旅をしてふるさとへ戻ってくるかなど、スライドショーを使って学びました。
宮古を出発したサケたちは、オホーツク海、北太平洋、そしてベーリング海、アラスカ湾とエサを求めて移動するそうです。とても長い旅をしているのですね。
こうして長い厳しい旅を乗り越えたサケがまたふるさとの川に戻ってきます。サケはなぜふるさとの川を間違わずに戻れるのでしょうか?それは、川の匂いを覚えているからという説があります。こんな広い海を旅した後にふるさとの川に戻れるなんてすごいですね!
参加者もメモをとりながら真剣に勉強しています。 サケを学んだあとは、サケを使ったお弁当とサケ汁の昼食です!
ちなみにお弁当はこんな感じです。サケをたくさん使ったお弁当は色も鮮やかでとってもおいしかったですよ!
昼食のあとは、鮭革を使ったクラフトづくりです。今回はワークプラザみやこから梅沢さんと有原さんに教えていただきました。
鮭革ってどんな感じかな?みなさん興味津々です。まずは2色の鮭革を選びます。
鮭革に好きな形のパンチで穴をあけ、重ねると…
今回のイベントを通じて、身近な生活のなかでもサケとつながりが深い宮古についても学んでいただけたと思います。身近なサケについて、みなさんにもっと興味を持っていただけたら嬉しいです。
サケについて詳しく教えてくださった宮古漁業協同組合津軽石ふ化場の萬場長、クラフトを教えてくださったワークプラザみやこの梅沢さん、有原さんありがとうございました。
そして参加してくださった皆さんどうもありがとうございました!