8月4日木曜日に、「浄土ヶ浜で磯の観察会~ちゃぷちゃぷ…これなんだ!~」を開催しました!
毎年恒例、大人気イベントの磯の観察会。
暑い中、今年もたくさんのみなさんに参加していただきました。その様子をお伝えします。
今年も、講師に「水産業専門技術員」の佐々木精一さんをお迎えし、岩手県立水産科学館さんのお力もお借りしての開催となりました。
砥石浜で講師の佐々木さんのお話しを聞いた後、早速ライフジャケットを着て磯場へ入ります。
磯場では、カニやヒトデの仲間、ミドリイソギンチャク、アメフラシやツブなどの貝、ウニやホタテ、エラコなど、たくさんの生き物がいました!
今年の磯の様子は、去年よりアマモが増えていたり、ウニの仲間やアメフラシがたくさんいたりと、去年よりまた違った様子が見られました。アメフラシは、たくさん卵を産んでいる様子も見られました!これから磯場がどんなふうにかわっていくか、来年の観察会も楽しみになりますね☆
まとめでは、佐々木精一さんより「今年も、たくさんの磯場の生き物に触れ合えたようでよかった。」とお話しがあり、岩手県立水産科学館の伊藤隆司館長からは、「海には漁師さんたちの生活を守る約束があって、採取してはいけない生き物もいます。これからも、約束を守って、楽しく観察ほしい。」とお話しがありました。
また、質問タイムでは「ヒトデを食べる生き物はいるの?」など、磯の生き物についていろいろな質問に答えていただきました。
解散後は、水産科学館の自由見学ということで、現在行われている「磯の生物展」などを見学しました。
今回参加していただいたみなさん、ご協力していただいた、岩手県立水産科学館の職員のみなさん、三陸復興国立公園中部地区パークボランティアのみなさん、本当にありがとうございました。