1月14日(土)に、今年度最後の野外イベント「浄土ヶ浜しぜんかんさつかい『冬』~木枯らし木枯らし吹いて隊~」を開催しました。
イベント当日は最強寒波が到来。本格的な冬の寒さとなりましたが、浄土ヶ浜は陽ざしもあり、穏やかな一日となりました。
今回はウォンデットカードというカードの中にある、野鳥や樹木の冬芽、風景の写真と同じものを双眼鏡で探しながら歩きました。
アジサイの冬芽を観察しながら、双眼鏡を虫眼鏡に変身させるワザを練習。双眼鏡をひっくり返して覗くと、小さなものが大きく見えるようになります。面白いですよね~。
舘ヶ崎展望所では、双眼鏡で風景を見る練習をしました。遠くに見える真崎海岸や姉ヶ崎、潮吹き穴や日出島、対岸の月山などを見ることができました。遠くにある潮吹き穴が吹いた瞬間は、「吹いたー!」と声が上がりました(*^_^*)
遊歩道の途中にもホオノキやクロモジ、オオカメノキなどの冬芽がたくさん見られましたよ(^^♪
竜神崎展望所からは宮古湾内のスロープなどに休んでいるカモの仲間やオオバン、大セグロカモメやウミネコを観察しました。また、冬にやってくるオオワシやオジロワシなどについてもお話ししました。この日早池峰山には、雲がかかってしまい見ることができませんでしたが、ラサの煙突や魚市場の様子を見ることができました。
ビジターセンターに戻りお茶とケーキを楽しみながら、今日の観察会のまとめをしました。まだまだ寒い東北の冬ですが、冬にしか見られない生き物や風景もありますので、ぜひ外に出て「身近な冬の自然」を観察するきっかけにしていただきたいと思います(*^^*)
今回参加していただいた皆さん、本当にありがとうございました☆
また来年度も浄土ヶ浜の自然を満喫しに出かけましょう!おつかれさまでした(^^)