巡視(じゅんし)の途中(とちゅう)、マユらしき物体(ぶったい)を発見(はっけん)しました。何(なん)のマユか分(わか)ればと思(おも)い調(しら)べてみると、“クワゴ”のマユということが分(わか)りました。その他(ほか)にも、養蚕用(ようさんよう)のカイコの野生(やせい)種(しゅ)だそうで、カイコはこのクワゴを養蚕用(ようさんよう)に馴化(じゅんか)_※１させたもので、いわゆるカイコのご先祖(せんぞ)様(さま)がクワゴなんですって!!マユは1～2枚(まい)の桑(くわ)の葉(は)で覆(おお)われているそうですが、写真(しゃしん)のマユは葉(は)っぱが剥(は)がれ、マユがむき出(だ)しになった状態(じょうたい)のものでした。　　　　　　　　　

※１：その土地(とち)の気候(きこう)・風土(ふうど)などになれて、その環境(かんきょう)に適(てき)するように体質(たいしつ)が変化(へんか)すること。　

参考(さんこう)文献(ぶんけん)：http://fukumitu.sakura.ne.jp/insect/ga2_3.html